50年めの大きな玉ねぎ

日本武道館・京都タワーを設計した 建築家の祖父 『山田守』をめぐる コミックエッセイ

日本武道館・京都タワーを設計した
建築家の祖父『山田守』をめぐる 
コミック・エッセイです

 

タグ:京都タワー


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この漫画を
描くために
祖父の周辺を
色々調べてみて

まず驚いたのは

このような
家の事情でした。


異母きょうだいで
育った話は

一族にも
あまり
伝わっていなく

向井先生の本でも
さらっと触れているだけ。

生活していく上では
むしろ

忘れてしまいたい
事柄だったのかも
しれません。


しかし

守は
情が深く

人と濃く付き合うタイプの
建築家でしたが、

(祖父の縁で
仕事を得た
仲間や部下の方も多いらしく、

逓信省の山口文象先生の
エピソードなどが
有名です)


(祖父亡き後に生まれた
私でも

法事にやって来る
人々の
テンション高い
熱気には

毎度

おじいちゃんて
一体何をして
みんなに
こんなに好かれていたんだろう?

不思議に思ったのを
覚えています)


その情の深さは

どうも普通の
親切心や
同情心や
友愛などを
超えるレベルの
ものであったらしいので、


この特殊な
家族関係を知ったとき、

ここで幼少から
揉まれて得た
心が

人と付き合うときの
大きな糧に
なっていたのではないか

思えてならないのでした。



3人の母は
古谷家から

一人亡くなると
次々
妹が

後釜をつとめるために
嫁いで来たようです。

昔はよくあったと聞きますが、

今なら考えられないですね
( ;  ; )




次の更新に続きます 


がーん! 
パソコンがとうとう
クラッシュするように
なってしまいました。゚(゚´Д`゚)゚。
修理or買い換え…

(´;ω;`)…

切り替えが上手くできないと
少し更新が滞るかも
しれません…

Twitterやfacebookで
状況お知らせしますので
よろしくお願いいたします
( ;  ; )
物入り…










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山田守

この平凡すぎる名前
個性の強い作品群と
ギャップがあり、

平凡すぎて
むしろ覚えにくい
と言う人も
いるくらいなのですが、


実家の人たちも
呼びやすくするためか

守(モリ)

音読みで
呼んでいたと
いうことです。



守の建築物と言えば

現存する

日本武道館
京都タワー
御茶ノ水の聖橋

など…


近くで見ると
圧倒される
ダイナミックなものが多いのですが、

その大きさは

不思議と
遠くから眺めたとき

強い個性にもかかわらず

風景の中に映える姿
しているようなのです。





建築史的には
批判を受けたらしい
祖父の建物は

一方で
この
遠景に映える姿に 
沢山の人が
親しみを持って下さり、

設計者の名前は
忘れ去られても

今も
行き交う人々と
新しく
出会い続けている
様子
なのでした…




遠景に映えることに関し
守は特に
持論を語ったり
していないよう
なのですが、






今もほぼ
変わらぬ姿を残す
長間の実家を訪れると

守が
なぜ

眺める眼
見上げる眼
遠くを見渡す眼を
持ったのか


その理由が
伝わってくる
気がするのでした


ファイル_004
↑変わらず残る 守が落ちた水屋



納屋
玄関前

見渡す田園
2017 長間実家 周辺










次の更新に続きます












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久しぶりの
漫画更新となってしまいましたのに、

山田守の生涯の話に入らず
すみません


と言うのも、

本篇を描く前に

どうしても
 向井覺氏について

書いておきたかったのです。



向井先生は 

旧制四高・東大建築学科・戦時に海軍を経て

祖父が戦後どさくさ期に創立した
通信建設工業に入社。

その後祖父の紹介もあり逓信省に入省。
電電公社を経て独立し、
建設会社の社長を務めた

という経歴の方です。



とても誠実なお人柄で、
 
祖父は『後輩にして同志』と
人に紹介するなど、

随分頼りにさせて
いただいたのではないでしょうか。


向井氏は晩年に

きちょうめんな調査を重ねて

主に逓信省の建築家の
評伝
いくつも残してくださいました。


夭折した天才肌の岩本禄氏、

静謐な作風が祖父とよく対比される吉田鉄郎

そして祖父の書籍。


祖父の本については、
評伝だけでなく

ばらばらのままになっていた
ヨーロッパ出張での出来事
を書いた
祖母宛の手紙
一冊にまとめてくださったり
(コルビジェに会いに行ったときのことなどが書かれています)


趣味で書いていた
俳句
をまとめてくださったり…


それらの本・資料が

祖父の死後に生まれ、

祖父の姿を直接知らない孫の私に

祖母のテープとともに

沢山のことを
伝えてくださいました



その事を

この場を借りて

故・向井覺 先生に

厚く御礼申し上げます




※6コマめで
Y子の脳裏によぎった疑問については
本篇の中でおいおい
語っていきたいと思います


※守祖父の 酒の席での珍談奇談
一部では有名で、これも描いてて楽しい分野(笑)
また描きたいと思います

尚、祖父の名誉のために
申し上げるならば、

酒はむしろ弱い方で、
家庭ではあまり呑まず

酒の席での珍談を
家族は他人から聞くことが主だったとか。

なので、
酒乱のたぐいというより

旧制高校の乱痴気さわぎ
名残
仕事の鬱憤晴らしに 
やっていたような感じなのかなあ・・・
と思ったりしています

描いてて楽しい
守一人ストーム・・・

向井先生、すいません!




では、次の更新より

いよいよ山田守の生い立ち・ 
岐阜の話にまいります!




向井覺氏の著書の数々



手紙集と句集は非売品だったようです







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住宅展②に直し①480

住宅展を終えて-2480

住宅展を終えて-3-1住宅展を終えて サムネイル住宅展を終えて-3-3住宅展を終えて-4
住宅展を終えて-5

住宅展は

 

関係者一同

びっくり!

 

大盛況でした。

 

 

 

1000人分のチケットで

用意していたところに

 

3000人も来て

いただいたそうです。

 

 

 

祖父も

自分が亡くなった後

 

そんな人数が自宅に

入ることなど

 

想定だにしていなかったと

思います

 

 

 

来ていただいたのは

建築関係の方が

 

多かったようで、

 

 

これ、

 

積載荷重オーバーで

底ぬけるんじゃね?

 

などのリアルな心配声が

ちらほら・・・

 

(^_^;)

 

 

 

行列ができて驚いた

最終日

 

 

家に帰って

資料を見てみると

 

 

その日は

まさに

祖父母の

 

95回めの結婚記念日

だったので

 

二度びっくり!

 

 

やはり祖母のことを

漫画にしてみたいなあ

 

 

昨年他界した

父の遺品を

整理してみると

 

 

とても感銘をうけるものが

出てきました。

 

 

 

そのことを

漫画にしたくて

 

こそこそ準備していたのですが

 

 

例えば

 

 

今回の

武道館の屋根の色

の変遷を知りたくて

 

竣工当時の写真を探したのですが

 

 

どれもこれも

白黒ばかり

 

(笑)

 

昭和39年(1964年)

じゃ

テレビも

白黒でしたしね・・・

 

 

探したり、

調べたりしているうち、

 

 

どんどん時間とは過ぎてしまうものでした

 

 

 

ようやく貴重なカラーの

 

竣工写真の

複写らしきものが

出てきたので

 

 

こちらを引用させていただきました

 

 

 

 

回想シーンの

青くなったら・・・

 

と言っているところは

 

Y子が先月(2017年)

撮影したものです

 

 

 

もののみごとに青くなり、

 

祖父の予告が

50年後に

実現したことに

 


本当に感慨深かったです。



次の更新に続きます・・・





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